将棋はまったくやったこともなく、ただ将棋はどんな人がやるんだろう?という好奇心で。

AIと互角に、それ以上に戦える方たちには、物凄い憧れもありました。

上映中、聖が29歳の若さでそれも病と闘いながらの最期は自分の長男と重なり、号泣してしまいました。

映画の中で母親が健康な身体に産んであげられなくてごめんね、と聖にいうのですが、まったく同感でした。

聖はなんで将棋をするようになったかは病気になったから、これは神様のおぼしめしと。

長男が医者になったのも、自分が入院して沢山の先生方にお世話になったから、今度は自分の番だと。

結局同年代で亡くなったのですが、短い人生を一生懸命駆け抜けたのですね。

今、生かされている自分はそこまで情熱を持って生きているのか、恥ずかしい思いです。